「そもそも敏感肌の定義が分からない」という人も多いことでしょう。 【Square】予約管理システムのアカウント作成

「私、敏感肌かも?」と思ったことがあっても、「そもそも敏感肌の定義が分からない」という人も多いことでしょう。
一般的に、「敏感肌」とは、皮膚のバリア機能が低下している状態。 その状態を改善するには、適切なスキンケアがとても大切です。
この記事では、「敏感肌かも?」という人や「敏感肌かもしれない」という人に向けて、敏感肌の原因や正しいスキンケア方法をご紹介します。

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不安定な肌に悩んでいる人は、「原因に当てはまることがないか?」「改善できるポイントがないか?」をぜひチェックしてみてください。

誰もが一度は、「敏感肌」という言葉を聞いたことがあると思います。 でも、敏感肌に明確な定義はありません。
一般的に、化粧品などを塗布したときに、かゆみやヒリヒリ、傷みなどの皮膚刺激を感じやすい肌の状態を「敏感肌」と呼ぶことが多いです。
そんな敏感肌について、この章では詳しく解説します。

敏感肌とは、Berardescaからの定義を引用すると、「明らかな皮膚病変なしに、外界からの要因に対して、皮膚に不利、有害な反応が起こりやすい皮膚のタイプ」と表現され、明らかな皮膚病変がないため、皮膚科医にとって、適当な診断名が下せず、お酒を飲んで赤くなりやすい人となりにくい人のような、正常範囲内での個体差であるとしか考えられていない傾向が少なからずあるように思われる。

皮膚科学的には、「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」の3種類です。
「敏感肌」とは実は肌質ではなく、「今、その肌状態になっている」という症状のこと。 具体的には、外部刺激や異物から肌を守ってくれるバリア機能が低下した状態のことを「敏感肌」と言います。
だから、改善できるものなのです。

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敏感な肌状態になる主な原因は、「バリア機能の低下」です。
敏感な肌状態になる主な原因は、「バリア機能の低下」
上図のように、皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層から成り立っていて、一番外側にあるのが「表皮」です。 その表皮を覆っているのが「角質層」。 体内の水分を保持する役割を持っています。
角質層はラップとほぼ同じ0.02㎜という薄さですが、肌内部の水分が蒸発しないようガードしてくれるだけではなく、外部刺激や異物から肌を守ってくれます。
ところが何らかの理由で肌のバリア機能が低下し、水分が外に逃げてしまったとき、肌が乾燥するだけではなく外部からの異物や細菌が侵入しやすくなります。
結果、肌のかゆみやピリピリ感など不快な症状が現れるのです。
バリア機能の低下には、いくつかの原因がありますので、複数の要因がからみあい敏感肌になることもあります。