なぜ運動するとストレスにいいのだろうか?   ザラツキ、おしりニキビ、乾燥するお尻を綺麗なお尻におしり対策ジェル

社会の中で生活をしていると、人間関係や仕事のことでストレスを感じることもしばしば。さらにここ2年ほどはコロナ禍で、よりストレスを強く感じている人も多い。そんなときは気分転換のために、「運動をするといいよ」とよく薦められる。 しかし、なぜ運動するとストレスにいいのだろうか? 理路整然とその効果を回答できる人は少ないだろう。そんな疑問を、様々な知見から解決してくれる一冊がある。それが、書籍『スタンフォード式 人生を変える運動の科学』(大和書房)だ。 運動することで人生が変わったという人たちへのインタビューや、心理学や人類学などを交えて、運動することによって脳や身体にどのようなことが起こっているのかを興味深く綴っている。あのスポーツコメンテーターの為末大氏も絶賛した一冊の中から、特に今回はメンタルへの効用を抜粋して紹介する。身体を動かすことがいかに心に影響し、人生を、生活を素晴らしいものにするかについて迫る。

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ジョギングを日常的にしている人はもちろん、していない人でも「ランナーズハイ」という言葉を一度は聞いたことがあるだろう。走っていると突然訪れる陶酔した状態で、心地よく、いつまでも走っていられるような気持ちになるという。なぜこのような状態になるのか、『スタンフォード式 人生を変える運動の科学』の中に明快な答えがあった。
私たちの祖先は約200万年前、狩猟採集活動をして生きていた。その名残というべき、獲物を追いかけている程度の運動をしたときに、「エンドルフィン」の他に、「内因性カンナビノイド」という脳内化学物質が生み出される。この物質には気分を高める作用があり、様々な実験の結果、持久力を発揮したときに、「内因性カンナビノイド」が上昇することが分かっている。

ジョギングやサイクリングなど、どんな運動でもちょっと負荷をかけて、苦しくてきついという状態を持続すれば、誰でも「ランナーズハイ」を体験できる可能性がある。どんな状態になるのか興味がある人は、ぜひ一度挑戦してみてはどうだろうか? もちろん、自分のできる無理のない範囲で。

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人間は大小あれど多くの悩みを抱えているもの。悩めば悩むほど不安が押し寄せ、どんどん気分が落ち込んでいってしまう。そんなときに適度な運動をして汗をかくと、悩みをふと忘れてしまい、何をあんなに悩んでいたのだろうと馬鹿らしくなることがある。多くの人がそんな体験をしたことがあることだろう。 運動には気分を高めたり、不安の緩和などの効果があることが明らかになっている。そして、より効果が出てくるのは、週3回×6週間からだという。運動を始めるのは簡単だが、続けるのはなかなか難しい。しかし、そこをちょっと頑張って継続してみることで気持ちにも変化が訪れるのだ。そして、運動するとできる乳酸だが、今までの定説を覆す効果があることが分かってきた。